財団のご案内
理事長あいさつ
令和４年４月１日、理事長に就任しました中野です。
当事業団は、昭和62年、当時市民の健康診査事業等の健康管理体制の整備が求められる中、市民の健康の保持増進と福祉向上を目的として、武蔵野市、武蔵野市医師会、横河電機株式会社の三者のご尽力により設立された団体でございます。
以来30年余りにわたり、人間ドック事業をはじめ、地域医療機関からの依頼検査、職域健診等の自主事業のほか、がん検診等の各種検診を担ってまいりました。また、平成21年には健康づくり支援センターによる健康増進事業をも担い、武蔵野市及び市医師会、関係団体等と連携しながら、市民の生涯にわたる主体的な健康づくりを支援し、健康寿命の延伸と健康なまちづくりに寄与するべく、生活習慣病の予防（一次予防）及び疾病の早期発見（二次予防）等、地域の保健事業の一翼を担ってまいりました。
人生100年時代といわれる今日、生活の質の維持向上を図るとともに、介護予防や医療費の伸びを抑制することは喫緊の課題となっております。また、コロナ禍では健康づくりに対する利用者のニーズ等、事業団を取り巻く環境も様々変化している中で、当事業団は、武蔵野市をはじめ、地域医療機関、地域団体等と更に連携を強化しながら、疾病の予防や早期発見など、公共課題の一つである健康寿命の延伸に向けて、健康施策へ的確に対応し、市民の健康づくりを専門的に支援する役割が更に増していくものと考えております。これからも事業団はこれまで培ってきた経験やノウハウを十分に活用し、市民の健康管理、健康づくり支援のための事業を積極的に推進してまいる所存でございます。今後とも、関係者の皆様の相変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
公益財団法人 武蔵野健康づくり事業団 理事長 中 野 健 史
役員名簿 （令和６年６月26日 現在）
理事・監事| 役 職 | 氏 名 |
| 代表理事 （理事長） |
中野 健史 |
| 代表理事 （副理事長） |
林 良寛 |
| 理 事 | 中山 健一 |
| 理 事 | 嘉和知 靖之 |
| 理 事 | 泉 並木 |
| 監 事 | 鵜川 正樹 |
| 監 事 | 髙橋 良一 |
評議員
| 役 職 | 氏 名 |
| 評議員会会長 | 中嶋 伸 |
| 評 議 員 | 宮原 隆雄 |
| 評 議 員 | 小安 邦彦 |
| 評 議 員 | 木川 憲子 |
| 評 議 員 | 大谷 壽子 |
| 評 議 員 | 田中 博徳 |
公益財団法人武蔵野健康づくり事業団 組織目標
私たちは、「健康」とは、「人生の目的そのものでなく、一人ひとりにとっての人生の目標、希望を叶えるために必要とするものであり、個人個人の財産」であると考えます。
そして、地域住民が「個人個人の財産を守る」、すなわち「自分の健康は自分で守る」を第一に考え、主体的に行動を起こすことが人生をより豊かなものとし、この健康観をより多くの人々が共有することが、健康なまちづくりに繋がると考えます。そのため、私たちは、地域住民のあらゆるライフステージに対応した健康づくりの支援を推進するとともに私たちの持つ専門的知識・情報を社会全体で共有すべきものと考え、その普及に積極的に取り組みます。
職員一人ひとりが担うべき使命感を自覚し、全力で取り組むため、ここに５つの目標を掲げます。
１．本気で取り組む
私たちは、事業団の掲げる目標の達成を信じ、常になすべき最善を尽くしていきます。
２．本物である
私たちは、健康づくりのプロとしてふさわしい専門性、発想力、実行能力等を高めていくため、常に前進していきます。
３．顧客満足度を重視する
私たちは、地域住民の声に耳を傾け、ニーズを的確に把握し、顧客満足を最優先として地域の必要に応えていきます。
４．内部の団結力と外部との連携
私たちは、組織内外において、人と組織のつながりを大切にし、より効果的で発展的なサービスを創り出していきます。
５．自ら健康である
私たちは、自ら心身の健康を保ち、健康の素晴らしさを実証していきます。
主な事業と内容
| 主な事業 | 内 容 等 |
| 地域住民の健康管理事業 | 人間ドック、事業所健康診断、診断書発行目的の個人健診など |
| 健康づくり推進員、健康づくり人材バンク、健康づくりパートナー（健康づくりはつらつメンバー、健康づくり応援パートナー）との協力による健康づくりの意識啓発事業 | 健康体操教室、健康づくり応援教室、高齢者筋力向上プログラム、知って得する！カラダのセミナー（旧インボディ測定会）、健康づくり出前講座、オンライン出前講座（親子参加、インボディ）、ウォーキング教室、親子体験型食育講座、健康づくり協力事業、人材バンク紹介事業、通信制講座など |
| 武蔵野市からの受託事業 | 胃がん検診、肺がん検診、乳がん検診、大腸がん検診、骨粗しょう症検診、肝炎ウイルス検診、若年層胸部検診、特定保健指導など |
| 医療機関との連携による各種検査事業 | 市内医療機関からの依頼によるＣＴ、超音波等の各種検査など |
| 健康づくりに関する調査研究事業 | 生活習慣病に関する調査研究（人間ドック学会・公衆衛生学会への参加及び研究発表） 一次予防と二次予防の連携による健康保持増進事業のあり方に関する調査研究など |
| 健康づくり情報発信事業 | 健康づくり広報誌の発行・配布、ケーブルテレビ・ホームページ・メールマガジン・フェイスブック・ＦＭ放送を活用した情報提供、健康づくり推進員による案内窓口、健康づくり応援パートナーによる情報発信など ※健康づくり支援センターホームページでは、武蔵野市内で市民が利用できる健康づくりの最新情報を掲載しています。 |
| 健診等（二次予防）と、生活習慣改善（一次予防）を連携させた効果的な健康づくり事業 | 健康づくり支援を行う必要のある地域住民に対し、市内医療機関等の地域の協力を得て参加者を募り、テーマ別に行う体験型セミナー等の実施など |
