人間ドック

頚動脈超音波検査

 食生活の欧米化に伴い動脈硬化が注目され、今や日本人の死亡原因の30%を占める現状です。動脈硬化は加齢とともに進行する「老化現象」ともいえますが、その進み方には個人差があり、食生活や運動不足など日ごろの生活習慣が大きく関連しています。動脈硬化が進行すると脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、閉塞性動脈硬化症などの重大な病気を引き起こすことになります。

 その予防のためにも日ごろから生活習慣を見直し、自分の動脈硬化の度合いを認識することはとても重要なことといえます。

検査方法

 首から脳へいく頚動脈血管の壁の状態(厚み・硬さ)、血管壁の変性(プラークの有無)、血栓の有無を観察します。首にゼリー状の液を塗って超音波をあてるだけなので、検査に伴う痛みや苦痛はありません。また食事制限もありません。

 検査時間は15分程度です。

<1つでもあてはまる方におすすめします>

  1. 高血圧の方
  2. 脂質異常症の方
  3. 糖尿病の方
  4. 喫煙される方
  5. 肥満の方
  6. ストレスの多い方

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