人間ドック
検査結果を活用しましょう
「精密検査が必要」といわれたら迷わず受診を
検査の結果、「疑わしいことがあるのでもう少し詳しく調べてみましょう」と精密検査をすすめられることがあるかもしれません。精密検査ということで、病気と診断されたわけではありませんが、なかには重大な病気が隠れている場合もあります。たまたま検査した日に体調が悪く、それが検査結果に影響していることもあります。本当に異常がないかどうかハッキリさせるためにも、精密検査をすすめられた時は、迷わず受診をしましょう。
かりに病気が見つかったとしても、早期発見、早期治療ができればこわがることはありません。あとは、いかに生活習慣を改善し、自分の体をコントロールしていくかにかかっています。
セルフコントロールの指標に
病気が見つかった場合はもちろんのこと、今回は異常なしといわれた人も、より健康な状態を維持するために検査の結果に注目していってください。とくに異常はなくても、加齢とともにいわゆる老化現象がでてきますが、毎日の生活習慣を改善することで、老化の進行を遅くすることができます。
また、検査で異常が指摘されても、痛くもかゆくもないからと放置しておくと、いつの間にか手におえない状態になる場合も少なくありません。
ここでは検査の結果で異常といわれたら、どのように生活を改善すればよいかなど、検査結果を暮らしに生かす方法を紹介しています。