あなたは大丈夫?メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームとは・・・
内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム:以下メタボ)とは、内臓脂肪型肥満に加え、高血糖、高血圧、脂質異常の危険因子を2つ以上抱えている状態のことを言います。
一つ一つは軽度でも、それらが重なることで動脈硬化を急速に進行させ、心臓病や脳卒中など命に関わる病気を引き起こします。
【メタボの判断基準】
腹囲(おへその高さで測ります)
男性で85cm以上
女性で90cm以上
上記に加えて、以下の危険因子のうち…
2項目以上当てはまる項目がある ⇒ メタボ該当者
1項目に当てはまる項目がある ⇒ メタボ予備群
2項目以上当てはまる項目がある ⇒ メタボ該当者
1項目に当てはまる項目がある ⇒ メタボ予備群
中性脂肪値 | または | HDLコレステロール | |
150mg/dl以上 | 40mg/dl未満 |
収縮期(最大)血圧 | または | 拡張期(最小)血圧 | |
130mmHg以上 | 85mmHg以上 |
空腹時血糖値 | |
110mg/dl以上 |
危険因子が増えると…
メタボリックシンドロームの判断基準になっている危険因子が増えると、将来心臓病や脳卒中になる可能性が、危険因子がない人に比べて、約36倍も高くなります。
(厚生労働省生活習慣病対策室資料より)
現在日本では、生活習慣病が原因で死亡する人が全死亡者数のうち約6割を占めています。生活習慣病は川の流れのように進行していきます。自覚症状はなくても、多くの場合、異常は早くから健診結果に表れています。放置しておくと、どんどん下流に流されてしまい、最終的に生活習慣病を発症します。キーワードはメタボです。健診でメタボの危険があることがわかったら、生活習慣を改善して内臓脂肪型肥満を解消するため、「特定保健指導」を受けましょう!
いつまでも元気な生活を続けていくためにも、早めの予防が大切です!