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検査結果を活用しましょう 脳卒中の危険があるといわれたら

脳卒中の危険性があるといわれたら
>>>高血圧を予防することがカギ

動脈硬化と高血圧に要注意

 脳卒中は脳の血管が切れて出血する脳出血と、脳の血管が詰まって血流が途絶えて起こる脳梗塞とに大きく分かれます。いずれも、発症の最大の危険因子は、脳の血管の動脈硬化と高血圧です。

 動脈硬化によって血管の壁がかたく厚くなり、それが破れたり詰まったりすることで脳卒中が起こります。

 また、血圧が高くなると、血管の壁に負担がかかって老化が進み、動脈硬化を引き起こす大きな原因となります。

脳卒中を防ぐ生活を

  • 食塩を制限し、野菜を十分にとる
    食塩のとりすぎは高血圧の大きな原因になるので、減塩食を心がけましょう。また、野菜には体内の余分な食塩を排出するカリウムが豊富に含まれています。
  • たんぱく質を十分にとる
    たんぱく質不足は脳出血の原因になります。肉や魚、大豆、豆腐などをバランスよくとりましょう。
  • 薬をきちんと飲む
    高血圧の薬などを飲む指示を受けたら、自己判断でやめたりせずに、きちんと飲み続けましょう。
  • 肥満を防ぐ
    体重を減らすと血圧も下がります。
  • 適度な運動をする
    ウォーキングや水泳などの有酸素運動を行うと、血液の流れがよくなり、血圧の上昇を防ぐことができます。
  • ストレスをためないように
    緊張状態が続くと、血圧が上昇します。
  • 寒暖の差に気をつけ、保温の工夫をする
    寒さに長時間さらされたり、寒暖の差があったりすると、血圧が急上昇することがあります。トイレや浴室などは、暖房機をおくなどの工夫をしましょう。

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