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検査結果を活用しましょう 貧血といわれたら

貧血といわれたら
>>>原因を知ることも大事

貧血は酸素欠乏の病気

 貧血とは、体内の細胞や組織に酸素を運ぶ役割をもつヘモグロビンが減少し、酸欠になっている状態のことです。原因として、次のようなことが考えられます。

  1. 鉄分の不足
  2. 骨髄が血液をつくらない
  3. からだのどこかから出血している

 また、血液の病気やがんなどが原因のこともあります。そこで、まず貧血になっている原因を明らかにすることが大切です。

若い女性に多い「鉄欠乏性貧血」

若い女性の鉄欠乏性貧血が増えています。これは、無理なダイエットや偏食などによる、鉄分の摂取不足が原因です。食生活を見直して、鉄分を多く含む食品を心がけてとりましょう。

アドバイス:鉄分たっぷりの食生活で鉄欠乏予防

  • 栄養バランスのとれた食事をとり、1日3食きちんと食べましょう。
  • 鉄分を多く含む食品をとりましょう。
    小松菜(80g) 2.2mg 卵(50g) 0.9mg
    豚レバー(80g) 10.4mg 納豆(50g) 1.7mg
    あさり(30g) 1.1mg いりゴマ(3g) 0.3mg
    乾燥ひじき(10g) 5.5mg まいわし(80g) 1.5mg
  • 赤身の肉、魚、乳製品など良質のたんぱく質を含む食品をとりましょう。
  • 鉄分の吸収を助けるビタミンCを多く含む食品をとりましょう。
    緑黄色野菜、果物など

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