人間ドック
検査結果を活用しましょう 貧血といわれたら
貧血といわれたら
>>>原因を知ることも大事
貧血は酸素欠乏の病気
貧血とは、体内の細胞や組織に酸素を運ぶ役割をもつヘモグロビンが減少し、酸欠になっている状態のことです。原因として、次のようなことが考えられます。
- 鉄分の不足
- 骨髄が血液をつくらない
- からだのどこかから出血している
また、血液の病気やがんなどが原因のこともあります。そこで、まず貧血になっている原因を明らかにすることが大切です。
若い女性に多い「鉄欠乏性貧血」
若い女性の鉄欠乏性貧血が増えています。これは、無理なダイエットや偏食などによる、鉄分の摂取不足が原因です。食生活を見直して、鉄分を多く含む食品を心がけてとりましょう。
アドバイス:鉄分たっぷりの食生活で鉄欠乏予防
- 栄養バランスのとれた食事をとり、1日3食きちんと食べましょう。
- 鉄分を多く含む食品をとりましょう。
小松菜(80g) 2.2mg 卵(50g) 0.9mg 豚レバー(80g) 10.4mg 納豆(50g) 1.7mg あさり(30g) 1.1mg いりゴマ(3g) 0.3mg 乾燥ひじき(10g) 5.5mg まいわし(80g) 1.5mg - 赤身の肉、魚、乳製品など良質のたんぱく質を含む食品をとりましょう。
- 鉄分の吸収を助けるビタミンCを多く含む食品をとりましょう。
緑黄色野菜、果物など