人間ドック
検査結果を活用しましょう 消化管に異常があるといわれたら
消化管に異常があるといわれたら
>>>十分な休養をとりストレス解消を
ストレスをため込んでいる人はご用心
食道、胃、十二指腸、小腸、大腸などの消化管は自律神経によってコントロールされています。
自律神経はストレスの影響を受けやすい器官であり、ストレスが多い状態が続くと胃潰瘍、十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群などの病気を招きます。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の場合は再発することが多いので、完治したあとも生活上の注意が必要です。自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
こんな人が胃・十二指腸潰瘍になりやすい
- きまじめで完璧主義
- 責任感が強い
- 気が弱く、すぐに反省する
- 職場や家庭で常にストレスにさらされている
- ヘビースモーカー
- 食事が不規則で朝食を抜くことが多い
ヒント:胃腸をいたわる食べ方、飲み方
- 1日3回、規則正しく食べましょう。
- 胃に負担をかける激辛食品、香辛料、柑橘類、カフェインのたくさん入った飲みものや炭酸飲料はほどほどに。
- 消化のよい食品を選び、調理法を工夫しましょう。
- アルコールを飲むときは食べながら。
アドバイス:ストレスに強くなる!!
- 「自分は自分」人の評価を気にしない
- 明日できることは今日しない
- たまには感情をおさえ込まず大声を出してみる
胃炎や胃潰瘍と関係のある「ピロリ菌」
ピロリ菌は、40代以降の日本人の胃に多くすみついている細菌です。ピロリ菌に感染すると、胃に炎症が起こり粘膜がダメージを受け、胃炎や胃潰瘍を引き起こすと考えられています。感染していても、誰もが胃炎や胃潰瘍になるわけではありませんが、再発を繰り返している人は一度医師に相談を。